9月のシンガポールは、恒例のF1グランプリや中秋節など、多くの人々が集い交流する季節です。世界各地からビジネスパーソンや観光客が訪れ、街には国際的な活気があふれる一方で、提灯や月餅を囲みながら家族や友人との時間を楽しむ温かな風景も見られます。こうした光景は、多様な人々が出会い、新たなつながりを生み出すシンガポールならではの魅力を感じさせてくれます。
本号では、そのような「人と人との交流」をテーマに、55周年を迎えた日本大学卒業生協会シンガポール(JUGAS)の歩みと、シンガポールの学術機関から起業した日本人研究者の挑戦をご紹介しました。異なる分野の話題ではありますが、いずれも人との出会いやつながりが新たな学びや機会を生み出していることを示しています。
デジタル化やAIの進展によって情報へのアクセスは容易になりました。しかし、信頼関係を築き、新しい価値を創造する原動力は、今も昔も人と人との交流にあります。シンガポールが世界のハブとして発展してきた背景にも、多様な人々を結び付ける力があるのではないでしょうか。
本号の記事が、読者の皆さまにとって新たな出会いや挑戦へのきっかけとなれば幸いです。
(編集後記担当:FUJIFILM BUSINESS INNOVATION ASIA PACIFIC PTE. LTD. 川瀬 茂人)
