2026年7月号(No.668)バックナンバー
着任のご挨拶(SOMPO HOLDINGS ASIA PTE LTD)
この度、シンガポール日本商工会議所の理事を務めさせていただくことになりました Sompo Holdings Asia の城野(じょうの)と申します。2026年4月にシンガポールに着任いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。
最初に私の経歴について簡単にご紹介させていただきます。2004年に損保ジャパンに入社以来、主に企業のお客さまを担当する営業部門や本社の企画部門を経験してまいりました。今回、シンガポールには二度目の赴任となり、前回は2012年から2018年まで当地に滞在しておりました。当時は人生ではじめての東南アジア地域勤務であり、シンガポールおよび周辺国の成長著しい姿とその熱気、スピード感を肌で感じながら、大変刺激を受けました。また、2015年には長きにわたりシンガポールを牽引されたLee Kuan Yew氏が亡くなられ、国内が大きな哀しみに包まれる中、建国50周年を記念したSG50の様々なイベントを通じて、あらためて国が一致団結していく様子を目の当たりにしたことは非常に貴重な経験でした。Marina Bay Sandsの船底部分にシンガポールの国旗が映し出されたライトアップや数字の「50」の形に隊列を組んで飛行する戦闘機、Padang広場を会場に行われたナショナル・デイ・パレードの様子などは今でも目に焼き付いています。そのような思い出深い国であらためて仕事ができることに感謝しながら、あらたな挑戦に取り組んでまいります。
続きまして、弊社の事業活動についてご紹介させていただきます。当地では1961年に支店営業認可取得、1989年に現地法人を設立し、日本企業のお客さまはもとより現地資本や外資系の企業、個人のお客さま向けの保険をお引き受けする損害保険事業をおこなっております。これに加え、現在はシンガポールにアジア・パシフィック地域の地域統括拠点を設置しており、ASEANだけでなく東アジア地域、パシフィック地域、インドを含む南アジア地域をカバーしております。当地域で事業展開する企業を取り巻くリスクは、自然災害、サイバーリスク、地政学的変化など多様化しております。これらの多様化するリスクに対して、域内共通で求められるリスクマネジメントのノウハウと、各国ごとの特性に応じた商品・サービスを組み合わせて提供していくことでお客さまの事業の発展に貢献していくことを目指してまいります。
また、日本を含むSOMPOグループ全体としては、「“安心・安全・健康”であふれる未来へ」という企業理念のもと、当地でもおこなっている損害保険事業だけでなく、日本でおこなっている生命保険事業や介護事業などのノウハウも活用しながら、世界が日々著しく変化する時代に、幸せで豊かな社会・人生の実現に向けた一番頼れるパートナーとして、さまざまなリスクや身体・生活の不安に向き合っていくことを掲げております。
この度、商工会議所活動に参加させていただく機会をいただき、金融・保険部会の一員として活動してまいります。部会の内外を問わず広く会員の皆様と交流させていただき、様々な知見や経験を学ばせていただくとともに、リスクマネジメントや事業継続に関する知見の共有を通じて、商工会議所活動および地域社会の発展に微力ながら貢献してまいりたいと考えております。シンガポールは多様な人種・文化・言語が共生しながら発展を続けてきた国であり、私どもも“安心・安全・健康”の観点から、国内外で培った経験を活かし、日本企業の皆様の事業発展と当地域のさらなる成長に貢献してまいります。
最後に、会員企業と従業員の皆様、シンガポール日本商工会議所と事務局の皆様、ご家族の皆様のますますのご健勝とご発展をお祈り申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。