2026年1月号(No.662)バックナンバー

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新年のご挨拶(金融・保険部会)

金融・保険部会 部会長/運営担当理事
SUMITOMO MITSUI BANKING CORPORATION
Senior General Manager

山﨑 淳

新年あけましておめでとうございます。皆様におかれましては健やかに新春を迎えられましたこととお慶び申し上げます。本年もよろしくお願い申し上げます。平素よりシンガポール日本商工会議所の活動に格別のご理解とご支援を賜り、心より御礼申し上げます。

2025年を振り返りますと、年始早々米国では第二次トランプ政権が発足しました。特に米国の関税政策の強化により貿易構造は再編を迫られ、サプライチェーンの再構築の検討を求められるなど、私達の企業経営にとって大きな影響が広がっています。

また世界は依然として地政学的な緊張の中にあります。ロシア・ウクライナの紛争継続、米中関係の緊張、南シナ海を巡る安全保障、そして和平合意を締結しましたが、依然として不安定なパレスチナ情勢など、我々企業の活動にも少なからず影響を及ぼす局面が続いています。

更にはAIを活用した構造改革の流れが加速しているなか、特に金融業界や大企業では、効率化・付加価値創出・リスク管理の観点でAIを活用していくことは重要なテーマになっており、今後益々迅速な対応が求められています。

こうした環境下において、金融部会では金融の持つ情報を最大限に活用し、会員企業の皆様に必要な情報をご提供することで、皆様がリスクを適切に認識され、柔軟かつ持続可能な事業展開のお手伝いを少しでも出来ることを目標として、年初来、情報提供や交流の場を積極的に設けてまいりました。

・6月、部会内の「カクテル懇親会」を実施しました。終始なごやかな雰囲気で、銀行・保険・リースなど様々な分野の部会員の皆様に交流を深めていただきました。

・10月、恒例のパネルディスカッションを実施しました。例年多くの会員の皆様にご参加いただいておりますが、今年は、米国の「トランプ関税」に代表される通商政策の行方や、中国経済の減速、原油価格の変動など、不確実性の高まりを背景に、145名の皆様にウェビナーをご視聴いただきました。テーマは「アジア経済の展望~トランプ関税の影響とアジアの成長力~」として、メガバンク3行のアナリストより、マクロ経済動向をはじめ、マーケットの見通しや政治情勢など、多角的な観点からご見解をいただきました。参加者からのアンケートでは、ドル円を中心とした為替動向、アジア・パシフィック地域の経済の状況等、事業を考える上で大変参考になったとのお声を多数いただきました。

・11月、在シンガポール日本国大使館から堀田公使をお招きし、昼食懇談会を実施しました。12月以降の金融・保険部会の活動予定の共有と、堀田公使より「シンガポール・日本外交関係樹立60周年(SJ60)」に関する最新情報をアップデートいただきました。

・12月、金融・保険部会&第三工業部会と共催して「Bowling Facility Visit & Networking Event」を開催し、ボーリング場見学&ネットワーキングイベントを実施しました。他部会の皆様と交流を図る非常に貴重な機会となりました。

2026年は午年。「人間万事塞翁が馬」という諺にもありますが、本年もまだまだ将来を見通すことが非常に難しく不確定な局面が続くと思います。金融・保険部会としては金融が持つ情報をご提供することで、皆様が世の中の環境変化、地政学的な変化にも柔軟に対応されることにお役に立てるように一層の努力を重ねてまいります。

今年も皆様との連携を更に深めさせていただき、共に未来を切り拓いていけることを心より願っております。

本年も、皆様のご健勝とご発展を心よりお祈り申し上げるとともに、引き続きのご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

シンガポール日本商工会議所

6 Shenton Way #17-11 OUE Downtown 2 Singapore 068809
Tel : (65) 6221-0541 Email : info@jcci.org.sg

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