2026年3月号(No.664)バックナンバー

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着任のご挨拶(TOYOTA MOTOR ASIA (SINGAPORE) PTE LTD)

シンガポール日本商工会議所 運営担当理事
TOYOTA MOTOR ASIA (SINGAPORE) PTE LTD
Executive Managing Coordinator

太田 壮一郎

シンガポール商工会議所の皆様、この度運営担当理事を務めさせていただく事になりました、Toyota Motor Asiaの太田でございます。よろしくお願いいたします。本年1月より当地に赴任したばかりで、右も左も分かっておりませんが、皆様のお力添えをいただきながら役目を果たせるよう頑張ってまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。

着任のご挨拶にあたり、まずは自己紹介から始めさせていただきます。私、1967年に生まれ、丁度中学生時代の1970年台終りから1980年台初頭をインドネシアで過ごしました。その後、1990年にトヨタ自動車に入社して以来一貫して海外営業に携わり、オーストラリア・シンガポール・アメリカの駐在を経て、再びシンガポールに戻ってまいりました。このように、何かとアジアにはゆかりがあり、特にシンガポールには先回の駐在時の貴重な経験が、公私共にその後の人生の糧になったとの想いがあり、今回は少しでもそのお世話になった地で恩返しができればと考えております。

私の最初のシンガポール駐在は2004-2008年ですが、駐在期間中にもVivo City、シンガポールフライヤーができ、F1の開催が始まるなど開発が盛んでした。その後17年ぶりに戻ると、Marina Bay、 Garden by the Bay、Universal Studioなどができ、更なる目を見張る様な発展ぶりを目の当たりにし、その活気に圧倒されております。

自動車業界に目を移しますと、シンガポールでは10年間の自動車を保有する権利、Certificate of Entitlement(通称COE)が10万ドル台の高値で推移し、自動車の保有が難しくなっております。一方、それに加え、鉄道網の発展とITの発達により公共交通機関の利便性が上がり、シンガポールにおける自動車業界は、単なる同業内の競争に留まらず、業界そのものの自動車の役割と新たな存在意義が問われている気がしております。

シンガポールを含む東南アジアの自動車業界に目を転じても、電動化・知能化の進展により従来の自動車メーカーだけでなく、新興メーカーが次々と参入し活気が出ております。特に電気自動車が注目を浴びており、各地で政策の後押しもあり普及を続けている事は、街を走る自動車を目の当たりにされている皆さまも感じておられる事と存じます。これは、特にアジアにおける自動車メーカーの、安全・環境に対する対応のスピードが益々問われてきている表れだと考えております。

一方、電動化・知能化がもたらす効果として安全・環境性能などの実用面だけでなく、車の外観や室内のデザインの自由度が増し、従来とは一線を画した製品が見られるようになったと思われる事は無いでしょうか?自動車の顔にあたるヘッドライトの間にある、走行しながら空気を取入れる為の“グリル”は構造上電気自動車には必要ありません。最近鼻先が未来的なデザインの車を目にする事は無いでしょうか?また、室内の操縦系のボタンが、タブレットよろしくタッチパネルに集約され、かなりスッキリした室内になっていると思います。より多様なデザインを今後とも皆さまには、楽しみにして頂ければと思います。

私は1970年代から半世紀アジアを度々見てきておりますが、常に共通しているのは活気にあふれている事です。その中でいろいろな意味で中心的な役割を果たしているシンガポール。行きかう人たちを見て、最近益々人種の多様化を感じます。その中で日本のプレゼンスを保つのも私の一つの願いでもあります。活気あふれるシンガポールで常に日本の存在が共にある事を願って、ご挨拶とさせていただきます。皆様どうぞよろしくお願いします。

シンガポール日本商工会議所

6 Shenton Way #17-11 OUE Downtown 2 Singapore 068809
Tel : (65) 6221-0541 Email : info@jcci.org.sg

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