2025年11月号(No.660)バックナンバー

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着任のご挨拶(SOJITZ ASIA PTE LTD)

シンガポール日本商工会議所 理事
SOJITZ ASIA PTE LTD
CFO & CAO for Asia & Oceania

川名 健介

シンガポール日本商工会議所の皆様、双日アジア会社の川名でございます。本年の4月よりシンガポールに着任し、この度理事を務めさせて頂くことになりました。少しでも皆様のお役に立てるよう精一杯務めさせていただきますので、何卒よろしくお願い致します。

双日アジア会社は双日グループにおけるアジア・大洋州地域(東南アジア各国、オーストラリアを始めとするオセアニア、インド)のハブとして、シンガポールに拠点を置き、この地域の統括機能を有し、地域全体の成長を支える事業を推進しております。事業領域が多岐に渡ることもあり、商工会議所の会員企業皆様とはあらゆる場面でお世話になっておりますこと、この場をお借りして御礼申し上げます。

私自身の経歴を簡単に紹介させて頂きますと、入社は1994年となり、入社以来、一貫して主計部、営業経理部にて会計、税務関連業務を中心に行ってまいりました。

海外駐在はニューヨークに勤務しておりました。その意味では、本社においてアジア関連の各種プロジェクトには関与していたものの、実際にアジアに赴任して業務を推進するにあたり、シンガポールをはじめ、アジア・大洋州地域各国の知識、経験はまだまだ勉強中となりますので、皆様のご指導も積極的に賜りたいと考えております。

今回シンガポールに実際に赴任して興味深いこと、驚いたことなど、多々ございますが、そのひとつに「日本との近さ」ということがございます。この「近さ」、というのは距離的な意味のみならず、こちらに浸透している食事やお店、音楽や芸術などの日本文化、実際に日本を訪れた方の多さ、またそれらにも加え、日本全体への興味、関心もあげられます。

私が米国駐在していたのは金融危機のころなので、ずいぶん昔となり、比較としてはSNSの発展等の影響も考慮に入れてこれらの状況を捉えなければならないですが、それでも赴任前に日本で想像していた以上にその「近さ」を感じている次第です。

その他、普段の生活において興味深いことなど、多々ございますが、この点については話が尽きないこともあり、皆様にいろいろな場面で実際にお会いした時にお話しさせて頂ければ、と考えております(私の生活のデジタル化は一気に進みました)。

シンガポールは、多様な文化が共存し、活気に満ちた国と感じています。今年はシンガポール建国60周年、来年は日本・シンガポール外交関係樹立60周年という節目の年にシンガポールで生活していることをありがたく思うと同時に、この地での生活やビジネスを通じて、多くのことを学び、吸収していきたいと考えています。また、シンガポール日本商工会議所の皆様との連携を通じて、シンガポールにおける日系企業のプレゼンスをさらに高めるお手伝いができれば幸いです。

シンガポール日本商工会議所の皆様のご支援とご指導を賜りながら、双日の一員として、また一個人として、この地での活動に全力を尽くしてまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

最後になりますが、シンガポール日本商工会議所の会員企業の皆様、事務局の皆様、並びにご家族の皆様の益々のご健勝を祈念してご挨拶とさせて頂きます。

シンガポール日本商工会議所

6 Shenton Way #17-11 OUE Downtown 2 Singapore 068809
Tel : (65) 6221-0541 Email : info@jcci.org.sg

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