シンガポール日本商工会議所 

大島新会頭 就任ご挨拶

 

三菱電機アジアの大島でございます。
このたび、期中の交代とはなりましたが、丸山前会頭の後を継ぎ、伝統あるシンガポール日本商工会議所の会頭を仰せつかることになりました。甚だ微力ではございますが、重責を全うすべく全力を傾けて参る所存でございます。会員の皆様には何卒ご支援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

2021年も早や半年が過ぎようとしておりますが、新型コロナウイルスの状況はなかなか落ち着きをみせません。当地でも4月まで続いていた緩和ムードから一転し、5月16日からは “Phase 2(Heightened Alert)” として昨年のサーキットブレーカー時を思い出させるような強い規制が実施され、また、6月に予定されていた英国の国際戦略研究所によるシャングリラ会合や8月に予定されていた世界経済フォーラムによるダボス会議が相次いで中止され、まだ収束には程遠い状況を改めて実感した次第です。来年の今頃には、一体どのような状況が待ち受けているのか、想像するのは容易ではありませんが、ワクチンの普及に伴って状況が相当改善していることを願いながらも、幅広い可能性があることを認識し、来るべき未来に備えなければならないと考えております。

先行きが見通しづらい状況が続いておりますが、JCCIと致しましては、今後、丸山前会頭のご方針を引き継ぎ、各種活動に取り組んで参る所存です。本年度冒頭に丸山前会頭が打ち立てた方針に従い、情報提供や対応事例の共有などを通じて「新型コロナウイルスへの対応」に取り組み、またタイムリーな「情報提供」と、規制に応じた「ネットワーク拡大」に資する活動を引き続き行って参ります。さらには「ビジネス支援・環境改善」と致しまして、ビジネスのきっかけ作りとなるマッチング事業や、要望活動に加え、「日本のプレゼンス向上」のために、基金活動を通じた当地コミュニティの振興や日本大使館、日本人会、ジェトロ・シンガポールなど、日本関連コミュニティとも協力した事業推進に取り組んでまいります。また「基盤強化」として、少しでも多くの企業様に入会を頂くべく、入会促進も積極的に行っていきます。当面の間は、従来同様にオンラインでの活動が中心とはなりますが、状況をみながら、活動の幅を広げていければと考えております。

今年は、日本とシンガポールの外交関係樹立55周年を記念し、日星両国において、SJ55事業が実施されています。このような状況下ですので例年のような華々しい活動には制約がありますが、6月1日、SJ55事業のイメージキャラクターをウルトラマンが務めるという発表がありました。ウルトラマン自身も誕生してから55年、ということで、私よりは少し後輩になりますが、ともに日星間の架け橋となるべく、また55周年にふさわしい年にできるよう精進して参りたいところです。

JCCIの活動は皆様方の積極的な参画があって成り立つものです。環境もめまぐるしく変わる中で、常に活動の見直しもしていかねばなりません。より有意義な活動を行い、皆様方に求められるJCCIとなるべく、これまでにも増して、皆様のご支援とご協力を改めてお願いしたく存じます。まだしばらく困難な状況が続きそうですが、下を向くのではなく、前を向いて共に手を携え、活発な意見交換をしながらチームジャパンとして、様々な課題に取り組んで参れればと考えておりますので、何卒よろしくお願い致します。

 

シンガポール日本商工会議所 会頭

大島 猛(Takeshi Oshima)

2021年6月8日